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H28年度 県民スポーツ祭 ウエイトリフティング競技
ウエイトリフティング競技県大会が開催されました。
福井市は団体2位を死守しました。
万全ではなかったが、怪我で出場が危ぶまれていた選手の奇跡的な回復により、獲得できたものです。
今年も感動を有難う。
市民大会の考察の続きになりますが、ウエイトリフティング競技という個人種目において、他人の成果につながる声援を場内一体となって行う場面というものには違和感を持っていた。
しかし、職務を通じて、「集団活動」というものに携わるようになったことで、ある程度理解することができた。
もともと職業において利潤を追求するという意味において、日本の企業は、「集団主義」という考え方の恩恵を受け急速な発展が可能となったといっても過言ではない。またそれが日本の体質に合っているということで受け入れられてきたのであろう。
欧米のそれは、どちらかといえば「個人主義的」で、同じ職場の仲間であろうと、他人の仕事を手伝ったりすることは、好ましくないというものがあるそうだ。
ウエイトリフティングという個人競技では、自分の声によって周りの人々に呼びかけることになり、周りもそれに声援で答える。つまり声を出す人と聞く人をつなぎ、人の内側と外側をつないでいるのだ。
これが敵対するチームにも向けられれば、個人の競技にプラスの力を生むだけでなく、全体に化学反応を起こし大会そのものの競技力の底上げに結び付くわけである・・。
世界は、このような日本の団結力が生み出す目に見えない力を最も恐れるのだと思う。これが戦力を持ったら・・と、法的に骨抜きにされてきたのだ。
なんか話が少し大きくなってしまったが、日本人であることにあらためて誇りを感じたい・・・。