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本番で力を発揮するには?
試合前の練習生と新人は完全に別メニュー。
本番に合わせて、観衆を想定した向きで試技を行う。
試合で練習通りの力を発揮できるかどうかで結果が分かれますが、持って生まれたパーソナリティの弱点を克服して、総合的に個人力を上げていくことが望まれます。
- 良くも悪くも必ず練習通りの結果を本番で出す人。
これは、場数を踏むことの積み重ねで、確信していくことなので、常に平常心で本番に臨め、練習通りの力を発揮できる。
試合経験から言えば、現在の練習生には当てはまらないと考える。
- 本番で120%の力を出す人。自分の実力以上のものを出せるパターンです。
本番の緊張をアドレナリンに変えることで、練習以上の成果を上げることができる状態に持っていける。
- 本番で実力を発揮できない人。本番になると70%くらいの力しか出せないような人。
舞い上がってしまい、地に足がつかないような状態になることで力を発揮できずに終わる。
対処法には、2つあるようで、一つは、そもそもその競技が向いてない場合です。他の競技では思わぬ成果を上げる場合があります。
もう一つは、経験値を積み重ねるしかないということです。ストレス耐性を養うことで、自分の力が発揮できるようになると思います。
どちらにしても、困難を感じた状況を、一時の感情でごまかしたり、努力せずに逃げようとすることは、後々の人生においても、同様の考え方しかできずに、成長することができないと考えます。
現在のところ、すべての練習生は、期待以上の努力家ばかりで、うれしい限りです。