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ウエイトトレーニングの重要性

こちらは、 Strength & Conditioning理論を推奨、指導されている藤本 千晶さんのご好意により、転載させていただいております。

S&Cについて詳しくお知りになりたい方は、下記のサイトへどうぞ。http://ameblo.jp/sendaisandc/
S&Cの根幹をなすものはウェイトトレーニングだと私は考えています。

ウェイトトレーニングの実施は高い運動能力と怪我の予防を達成できます。

なぜウェイトトレーニングで運動能力の向上と怪我の予防が達成できるのか?
いくつかの理由があるので一つづつ挙げていきましょう。

 

・運動能力の向上に対して

1. 最大筋力の向上

みなさんご存知だと思いますがウェイトトレーニング実施により筋力(筋量とは区別)が向上します。
筋力を向上させることによって、自分の体という重量をより軽く速く扱えるようになります。
例を上げると1kgと10kgの重さだったら当然1kgの方が速いスピードで持ち上げることができますよね?
筋力向上によって10kgが1kgのように扱えるようになります。
そのため筋力を向上させることによって運動能力が向上するようになります。

2. 強い力を発揮できるフォームを獲得することができる。

良いフォームで思い重量で扱えるようになることにより、自然と強い力を発揮できるフォームが獲得できます。

・怪我の予防に関して

1. 最大筋力の向上

運動能力の向上と同じように最大筋力の向上は怪我の予防に貢献してくれます。
なぜか?それは体に入ってくる衝撃を和らげてくれるからです。
人が走る・着地・止まるという動作をすると体重の4~8倍の衝撃負荷が入ってきます。
この衝撃負荷が繰り返さる事により怪我が発生します。
しかし最大筋力の向上はこの衝撃負荷を小さくしてくれます。

最大筋力の向上はストップを「ドン!」と大きな音のなるものから「スッ」という滑らかなストップにしてくれます。

2. 結合組織(骨・靭帯・腱・軟骨・骨膜etc)の強化

ウェイトトレーニングの実施をすることにより結合組織の強化が進みます。
そうなると繰り返し微細な損傷が繰り返されて起こる慢性傷害を予防することになります。

例えば骨が硬くなったら繰り返し衝撃が入ってきても割れにくいですよね?
結合組織が強くなることで衝撃負荷に強くなります。

また一発で怪我をする急性傷害(捻挫)なども靭帯が強くなっていることで、損傷が少なくすみ結果として復帰が早くなったりします。
傷害の可能性が完全に消えるわけではありませんが、経験則として少なくとも
「痛くて練習できない」状態にならず「痛いけど練習はできる」状態で止まることが多いです。

余談ですが、私はあまり「筋力」トレーニングという呼び方が好きではありません。
重りを持ったトレーニングは筋だけではなく他の組織(さらに精神)も鍛えているからです。

走り方・止まり方・跳び方・持久力トレーニングなどは実施中の傷害リスクがある程度有ります。
なぜなら前述したように体に入ってくる衝撃が大きいからです。
しかしウェイトトレーニングは体に入ってくる衝撃が小さく(体重+担いだ重さの1.2倍程度)全てゆっくりとした動作で行うため非常に安全に目標を達成できます。
ですので誰に対してもウェイトトレーニングを私は実施します。

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